今回ご紹介するのは富山県の国宝瑞龍寺。
入り口からその重厚な存在感に圧倒されながら、撮影スタートとなりました。
手入れされた砂利敷き。
よく見るとちょっと右足入っちゃってます。。。
すみません。。
奥に見える仏殿の屋根はなんと総重量約47トンの鉛の瓦だそうです。
全国でもまれに見る貴重な遺構です。
周囲約300メートルにも及ぶ回廊は奥行きがあり、太陽の光もよく入る吸い込まれる
ような空間でした。
以前一度訪れて、心に残っていたこの場所で撮影できて、また一つ思い出となりました。
ご協力ありがとうございました!!
【高岡山瑞龍寺】
1997年に国宝に指定された、現在富山県唯一の国宝。
◆瑞龍寺沿革
曹洞宗高岡山瑞龍寺は加賀藩二代藩主前田利長公の菩提を弔うため三代藩主利常公によって建立された寺である。
利長公は高岡に築城し、この地で亡くなった。加賀百二十万石を譲られた義弟利常は、深くその恩を感じ、時の名工山上善右衛門嘉広をして七堂伽藍を完備し、広山恕陽禅師をもって開山とされた。
造営は正保年間から、利長公の五十回忌の寛文三年(1663)までの約二十年の歳月を要した。当時、寺域は三万六千坪、周囲に壕をめぐらし、まさに城郭の姿を想わせるものがあった。
国の重要文化財として、指定されている建造物は、総門、山門、仏殿、法堂、明王堂(現僧堂)、回廊であり、江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されている。