という立派なタイトルを書いてみましたが、
正確には『六甲道』でした。
関西で数少ない”キッズOK”のボルダリングジム、
ボルダリングってなぜこんなにムキになってしまうのでしょうか?
ただの壁に人工的に取り付けられた樹脂製の突起物
(ホールドと呼びます)を頼りによじ登るだけの単純な遊び、
しかし、登れない。どうしても登れない。
息子はサルみたいにひょいひょいとよじ登って
楽しんでいるのに、大の男が登れない。
いや、落ちる、というほうが正しいでしょう。
日々の不摂生の積み重ねによる運動神経の退化と
この単純な遊びが面白い理由がひとつあります。
登り始める前にじっくりとこれから取り組む壁を見上げて、
やっつけ方をシミュレーションしなければならないのです。
ひとたび壁にはり付いてしまうと、
もうまわりがどうなっているのか良く見えません。
このあたり実は仕事とよく似ているのです。
いや、生き方にも通じるのでしょうか。
とにかくまずは落ち着いて、心を静め、眺めることです。
まさかそんなことは考えていないでしょうが、
息子よ、逃げるな。
立ち向かえ!
(父はもう降参です。ウデが・・・)