アメリカは広すぎて、知らない街がたくさんある。
いや正確にいうと、名前くらいは聞いたことが有っても、
どのあたりのどの州にあるかすらわからない街がたくさんある、
というほうが正しいでしょうか。
シンシナティという街に、こんな男臭い(でもカッコイイ)ショップがあるのです。
3時間くらいは長居できそうです。
そこで売られているこれまた男臭いデニムブランドがありまして、
そのブランドのオーナーもシンシナティに住んでいるらしく、会ってきました。
せっかく来たから、ということで、作りかけのデニムを一本もらえることになったのですが、
この若きデザイナーは裁断から縫製まで全て一人でこなしてしまうという、
若きクラフトマンだったのです。
これはその一本のために最後のリベット打ちとパッチの縫い付けの工程を
見せてもらっているところです。
ところでこのシンシナティ。街のいたるところに壁画があって、
壁画と言うか落書きというか・・・もちろん落書きっぽい落書きもあるんですが、
芸術の域にまで達しているものもたくさんありまして、もう素人目には
町全体が美術館のように見えたのです。
これとかすごくないですか?
門を曲がってわっと目に飛び込んできたときは度肝を抜かれました。
中央下部に人が写っているのですが、デカさをお分かり頂けるでしょうか?
さて冒頭のシンシナティってどこだ?の続きですが、
街のはずれに大きな川が流れていました。オハイオ川というそうです。
そしてそのオハイオ川に古い橋が架かっていまして、これを渡ると向こう側は
ケンタッキー州なんだそうです。歩いて渡ってやろうかと思いましたが
余りのデカさに途中で引き返してしまいました。
そして引き返したこちら側がオハイオ州。
シンシナティはそのオハイオ州の街なのですね。
でも問題はそのケンタッキー州やオハイオ州がどこにあるのか、ということですよね。
私も分からないまま訪れましたが、アメリカの真ん中の上の方・・・でした。